ファミリー・メディエーターの思い
"実際、どのような経緯で私のところに調停に来られたのですか?"私は、初めて調停に来た50代半ばの夫婦に尋ねました。
「ジュリア・Sは息子の婚約者です。私たちの知らないところで、あなたによろしくお伝えすることになっています!彼女は、あなたの助けがなかったら両親がバラバラになっていたと考えている。
そのときの感動は忘れられない。なぜならジュリアは13歳のとき、両親の別居がいかに彼女を調子を狂わせたかをはっきりと語っていたからだ。
離婚を経験し、大人になった子供からのこの勧めは、家事調停に何ができるかをあらためて気づかせてくれた。料金はビジネス・メディエーションより安いかもしれないが、その見返りはお金には換えられない。
結びつきが解ける魔法のような調停の瞬間!離婚した夫婦が初めて笑い合えたとき。経済的な問題が解決した後、二人の心から石が落ちる音が聞こえるような気がするとき。最終合意書を公正証書にする公証人役場でのアポの後、調停の成功を祝ってゆったりと食事に出かけ、別れを惜しみながら思うとき:今、子どもたちに万一のことがあっても、両親がそばで見守ってあげられる。
だから私は家庭調停員になった!